昭和24年の創業以来、博多織の財布・名刺入れなどの小物やネクタイを中心に
タペストリーや緞帳などの美術工芸品にいたるまで、伝統工芸・博多織の新しい可能性を追求するサヌイ織物の製品です。
紫、青、赤、黄、紺。この古式染色による手織りの五色献上は、
江戸時代、筑前黒田藩主が徳川幕府に献上していたものを
「復元に近い形で再現した」もので、博多織の原点と言われるものです。
もとは古代中国(隋)の思想で、森羅万象、宇宙のあらゆる現象の基となるものを
「木・火・土・金・水」の五つとする五行説と色を結びつけたものを五色といいます。
日本の五色の考え方はこの思想を受け継ぐもの。
五色は儒教の五常(五つの道徳)に対応され、
徳は紫、仁は青、礼は赤、信は黄、智は紺をそれぞれ象徴しています。
サヌイ織物の製品は、この五色の思想を取り入れてつくられています。
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